副鼻腔炎でもシュノーケリングはできますか?悪化しませんか?
2018年9月21日(金)
こんにちは!沖縄のシュノーケリングショップ「ちゅら」です。
シュノーケリングやダイビングショップの注意点を見ると、「副鼻腔炎(ふくびくうえん)の人は事前に医師にご相談ください」と書いてあることがよくあります。
副鼻腔炎を患っている人にとっては重要な問題ですよね。
なぜ、副鼻腔炎の人はシュノーケリングやダイビングをするときに注意が必要なのでしょうか。
シュノーケリングもダイビングもできないでのでしょうか。
今回は、副鼻腔炎のある人が気になるシュノーケリングと副鼻腔炎の関係性についてお話します。
副鼻腔炎の人は注意と書いてある理由
はじめにお伝えしますと、副鼻腔(ふくびくうえん)の人が気をつけなければいけないのはシュノーケリングよりダイビングです。なぜなら、ダイビングの方が深く潜るからです。深く潜ろうとすると、副鼻腔炎がある人は痛みを感じたり、症状が悪化したりすることがあるからです。
もちろん、シュノーケリングでもライフジャケットを外して深く潜るのであれば関係がありますが、大体の沖縄で行なっている青の洞窟のシュノーケリングツアーはライフジャケットの着用が必須になっています。
ですので、ライフジャケットをつけて海面に浮いているだけならそこまで影響はありません。
ダイビングで行う「耳抜き」と副鼻腔炎との関係
ダイビングで深く潜るときに、副鼻腔炎が関係してきます。それは、潜るときには「耳抜き」という作業が必要になるからです。
これは水中だけに限った話ではなく、みなさんも普段から経験していることです。飛行機に乗って一定以上の高さに行ったときや、トンネルに入ったときに耳がキーンとなることがありますよね。そのとき、唾を飲んで整えると思います。
この唾を飲む作業が「耳抜き」です。
ダイビングでも、水中に潜ると水圧がかかり、鼓膜の中と外の気圧が変わり、鼓膜が外から内側に押されて痛みを感じるのです。
水中でも、同じように唾を飲んで耳抜きができる場合もありますが、水中の場合はそれでも改善されないことが多くです。
ダイビングでの耳抜きは、鼻をつまんで、鼻をかむようにして耳抜きをすることがあります。
この作業をすることで副鼻腔から内耳へ強制的に空気を送り込み、外側と内側で違っていた圧力を均等にします。
しかし、耳抜きをするときに副鼻腔から空気を送り込むため、副鼻腔炎の人は耳抜きがうまくできない可能性があるのです。
耳抜きができないと、耳が痛くて深くまで潜ることができません。
それでも無理をして潜っていると、鼓膜が破れてしまう可能性があります。
シュノーケリングで副鼻腔炎は悪化するの?

シュノーケリング時は、基本的には、水圧がかからないため、ダイビングよりも耳抜きが必要な場面はあまりありません。
しかし、シュノーケリング時でも少し潜ってみようとすると、少しの水圧でも副鼻腔の中と外の圧力が異なり痛みを感じるケースがあります。
副鼻腔炎の人は副鼻腔と外の圧力の調和が取れません。
たとえ耳抜きができていたとしても眉間の奥が痛くなることがあります。
副鼻腔炎の方がシュノーケリングやダイビングをする場合は、医師に相談したり、治療することをおすすめします。
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深いところにも潜らなければ、シュノーケリングでは副鼻腔炎(ふくびくうえん)は関係ないと言いましたが、シュノーケリングにせよダイビングにせよマスクをすると鼻を覆ってしまいます。副鼻腔炎がある人は不快感を感じることがあるかもしれません。
まずは、ツアーに参加する前に一度医師の相談を受けるようにしてください。
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