青の洞窟満喫ガイド

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シュノーケリングには満潮と干潮、どちらがオススメ?

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2018年1月30日(火)

こんにちは!沖縄のシュノーケリングショップ「ちゅら」です。

 

海を見ていると、同じ場所でも時間によってまったく見えかたが違うと感じたことはありませんか?

 

朝見たときには砂浜が少ししかなかったのに、昼間に見ると砂浜が大きく出ていて干からびたようになっていることがあります。

 

これは、潮の満ち引きが関係しています。

 

潮の満ち引きを表す言葉には、満潮、干潮、大潮などがありますが、どういった違いがあるか分かりますか?

 

今回は「潮の満ち引きとシュノーケリングの関係」についてご説明します!


 

 

潮の満ち引きはなぜ起こる?

潮の満ち引きは月や太陽の引力によって起こります。

特に地球に近い「月の引力」が、潮の満ち引きに強く影響を与えていると考えられています。

 

月は地球の周りを毎日回っています。

また、日によって月が満月になったり三日月になったりするように、約一年かけて地球と太陽との位置も変わっています(地球の公転)。

 

この2つの周期によって引力の強さが変わり、満ち引きが起こるのです。

まず、海が月に面すると、月の引力に海の水が引っ張られるため満ち潮になります。

このとき、月に面していない逆側の海も満ち潮になります。


※国土交通省HPより http://www.pa.cgr.mlit.go.jp/ube/gakusyuu/pdf/c/c_2_1_2.pdf

 

たとえば、日本のちょうど正面(真上)に月があるとき、日本がある場所と月の距離は最も近くなります。

この時、日本周辺の海は月の引力の影響で潮が満ちます。

 

そして日本の反対側、ブラジル付近では、最も月が遠い位置にあります。

このときは反対に地球が月を引っ張ろうとする遠心力が働き、潮が満ちる時間となります。

 

この引力と遠心力の関係がほぼ同等にあることで、月と地球は一日をかけてほぼ同じ位置に並ぶことができます。

 

地球は1日1周自転をしますので、引力と遠心力が強くなるのがそれぞれ1日ずつ、つまり2回潮が満ちるときがあります。

満潮と満潮の間には干潮の時間(引力が働かず水深が最も浅くなる時間)があります。

満潮になってから約6時間後に干潮の時間になり、また約6時間経つと次の満潮の時間になります。

 

このようにして1日の満潮、干潮のサイクルが生まれるのです。

 

 

潮の満ち引きのリズム


一日に2つの満潮・干潮が生まれるのは、地球の自転と月の引力が関係していますが、海を見ていると毎日全く同じ時間に満潮・干潮になるのではなく、その度合いは約30日周期で変化していることに気づきます。

 

これには月が地球の周りを回る「月の公転」による引力、さらに、太陽の引力が関係していると考えられています。

 

月は地球の周りを約30日かけて回ります。

地球が一回転して、同じ場所に戻っても月自体が動いているため、月の見え方も約30日かけて変化することを思い浮かべるとよいでしょう。

満月と新月の時はちょうど地球と太陽と月が一直線上に位置します。

このとき地球では月の引力+太陽の引力の影響を最も受け「大潮」と呼ばれる「最も潮の満ち引きの差が大きい日」になります。

 

そして大潮と大潮の間の時期(月が上弦・下弦に見える時期)は「小潮」という「海の満ち引きの差が一番少ない日」となります。


※国土交通省HPより http://www.data.jma.go.jp/kaiyou/db/tide/knowledge/tide/choseki.html

 

その他にも「若潮」や「長潮」などもありますが、シュノーケルをする上では

・1日に「満潮」と「干潮」があること

・1か月に「大潮」と「小潮」があること

を押さえておけばとりあえずOKです!

 

 

潮の満ち引きと海の状態の関係

 

水位に大きな影響を与える「大潮」「小潮」

大潮の満潮時と干潮時は、水位が大きく変化します。

 

たとえば海底にサンゴがあったとします。

干潮時は水深が浅くなり、手を伸ばせば届きそうな位置にあったサンゴも、満潮時には急激に水深が上がり手が届かないばかりか目視しづらくなることがあります。

 

逆に、満潮時には深すぎて泳いでいけない場所も、干潮時には道ができて歩いていけることもあります。

沖縄のある地域では大潮の干潮のタイミングで海に出て、貝やタコを獲る漁があるほどです。

 

魚の活動にも大きく影響しており、一般的に大潮のときの方が魚は活動的になると言われていますし、魚やサンゴの産卵は大潮に多く行われる傾向があります。

 

「満潮」「干潮」は波の穏やかさにも影響する

満潮、干潮は一日の波の満ち引きを表す言葉ですが、陸地に近い浅瀬部分では波のおだやかさも潮の満ち引きの影響を受けることがあります。

 

たとえば、干潮時に水位が低くなると、沖合のサンゴや岩礁に波が当たり、陸に近い海辺の水流は穏やかになる傾向があります。

 

反対に満潮時は岩礁よりも水面が高く、波の影響を直接受けやすくなります。

満潮時は波自体も高くなりやすく、気がつくと沖に流されてしまうこともあるので注意が必要です。

 

 

潮の満ち引きとシュノーケリング

潮の満ち引きにより海の状態が変化することはお分かりいただけたと思いますが、具体的にどんな潮の満ち引きがシュノーケリングに関係するのでしょうか。

 

満潮から干潮に入れ替わる間は「潮どまり」と呼ばれる状態になります。

このときには潮の動きが止まり、海が穏やかになるので、シュノーケリングをするには特にオススメの時間帯となります。

 

ただし、潮どまりから再び潮が動き出す時には流れが速くなることもあります。

特に干潮から満潮へ向けて潮が変わるときには、いきなり急激な潮流に乗って流されてしまうこともあります。

潮の変化を理解している経験者と一緒に同行することが大切です。

 

ビーチによっては満潮時に強い海流が発生し、流されやすくなっているところもあります。

 

自分では快適に泳いでいるつもりでも、知らないうちに沖まで流されてしまう可能性もあります。

・初心者は天候だけでなく、干潮や小潮を中心にシュノーケリングの日程を決めること

・慣れていても単独シュノーケルは厳禁。急に海の状態が変わることもあります。必ず同行者を置くこと。

この2点が事故を防ぐための大前提となります。

 

最近はスマホのアプリでも潮の満ち引きが確認出来ますし、インターネットでも簡単に調べることができます。

「潮 カレンダー」といったキーワードで見ることができますので、興味のある人はぜひ探してくださいね!

 

シュノーケリング体験をされる場合、ショップへ事前に連絡をいただければ時間の目安をお伝えできます。

「ちゅら」でももちろん、ご相談できますのでお気軽にご連絡くださいね!

 

 

海のメカニズムを知ってシュノーケリングを楽しもう!

海の世界は知れば知るほど素晴らしい仕組みになっています。

地球の海に月の引力や太陽が影響していることを知ると、自然のメカニズムに驚きが隠せません。

 

大潮の日は魚の活動が活発になると言われています。

慣れてきたら、大潮の日をあえて選ぶのもオススメです。

日や時間帯によって海の表情は大きく変化するので、何度もシュノーケリングを体験してその変化も楽しんでみませんか?

 

海の風景や海洋生物を眺めるだけでなく、偉大な自然のメカニズムを知ることも海の楽しみ方のひとつです。

沖縄に来たらぜひ、シュノーケリングを通して様々な勉強をしてみましょう!

 

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